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システム構成の解説九州産業大学 利用状況把握システム
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教室や実験室の「使われているか」が、どうやって画面に届くのか

部屋の壁に貼った小さなセンサーが「人がいるか」「明かりがついているか」「空気がこもっているか」を測り、その情報が各号館に置いた中継機を通ってインターネット上のサーバーに集まります。サーバーが「今この教室は使われていない」「この実験室はほとんど使われていない」と判断し、その結果をパソコンやスマートフォンの画面で見られるようにする仕組みです。

01全体構成

① 部屋の中(教室・実験室)② 各号館③ サーバー(インターネット上)④ 見る人 AM307(教室用センサー)人の動き・空気のこもり・明るさ・温度湿度電池で動く。配線なし WS202(実験室用センサー)人の動き・明るさ電池で動く。配線なし 無線で送る 壁や床を越えて届く UG65(中継機)センサーの電波を受け取りインターネットへ送る 携帯回線 暗号化して送信 サーバー 届いた情報を受け取る記録として保存する「人がいるか」を判断する時間割と照らし合わせる利用の多い・少ないを集計 インターネット ダッシュボード 図面で在室を確認使われていない部屋判断のもとになった値パソコン・スマホで 工事について:① のセンサーは電池式なので配線なし。② の中継機はコンセントに挿すだけで、携帯回線を使うため LAN 配線も不要。
部屋のセンサー(①)が測った情報は、無線で各号館の中継機(②)に届き、そこからインターネット上のサーバー(③)へ送られます。サーバーが判断した結果を、ダッシュボードの画面(④)で見ます。
部屋の中:センサー

教室には AM307、実験室・ゼミ室には WS202 を壁に貼ります。電池で数年動くので、電源工事はいりません。測った値を数分おきと、人を感知したときに無線で送ります。

各号館:中継機(UG65)

号館の中のセンサーから届く電波を受け取り、まとめてインターネットへ送る箱です。EV ホールや事務室のコンセントに挿して置くだけです。

サーバー

届いた値を保存し、「この教室に今人がいるか」「この実験室は今日使われたか」を決められたルールで判断します。時間割と照らし合わせて「授業があるはずなのに誰もいない」も見つけます。

ダッシュボード

判断の結果を、図面の上に色で示したり、部屋ごとの一覧にしたりして表示します。パソコンやスマートフォンのブラウザで見られます。

02使用デバイス

使う機器は3種類だけです。センサー2種類と中継機1種類で、いずれも Milesight 社の製品です。日本の電波のきまり(技適)に適合したモデルを使います。

AM307 教室用センサーの写真
教室に付けるセンサー

AM307

教室に人がいるかどうかを見分けるためのセンサーです。人の動きと、部屋の空気のこもり具合(CO2)の両方を見るので、学生が静かに座っていても見逃しません。

測るもの
人の動き、空気のこもり具合(CO2)、明るさ、温度、湿度
電池
単3形の電池4本で、最長3年ほど動きます
送るタイミング
10分おきに現在の値を送ります
本体の表示
小さな画面に現在の値と電池残量が出ます
取り付け
教壇側の壁、目の高さくらい。両面テープまたはネジで固定
WS202 実験室用センサーの写真
実験室・ゼミ室に付けるセンサー

WS202

その部屋が「今日、どのくらい使われたか」を記録するためのセンサーです。人の動きと明かりの点灯を見て、使われた時間を積み上げます。広い教室では後ろの席側の補助にも使います。

測るもの
人の動き、明るさ(明かりがついているか)
見える範囲
センサーから約8m、左右120度
電池
内蔵の電池で約4年動きます
送るタイミング
人を感知したときや明かりが変わったときにすぐ送り、ほかに20分おきに「動いています」の合図を送ります
取り付け
壁の高い位置か天井。部屋全体を見渡せる場所に貼ります
UG65 中継機の写真
各号館に置く中継機

UG65

センサーの電波を受け取って、インターネット上のサーバーへ送る箱です。センサーは電波を出すだけなので、この中継機がないと情報はどこにも届きません。

できること
号館内のたくさんのセンサーから同時に電波を受け取り、まとめてサーバーへ送ります
インターネットへの接続
携帯電話の回線(SIM)を使います。学内の Wi-Fi や LAN も使えます
電源
付属のアダプターでコンセントに挿します
置き場所
EV ホールや事務室など、号館の中ほどでコンセントがある場所
その後の手間
設置後は電源を入れておくだけ。動いているかどうかはダッシュボードで確認できます
3種類とも 配線工事がいりません。センサーは電池で動き、中継機はコンセントに挿して携帯回線でつながります。電気工事士の手配や、天井裏・壁の中の配線は不要です。
センサー
部屋の様子(人の動き、明るさ、空気のこもり)を測って、電波で知らせる小さな機器。手のひらサイズで、壁に貼って使います。
中継機(ゲートウェイ)
センサーの電波を受け取って、インターネットへ橋渡しする機器。Wi-Fi ルーターのような役割です。
サーバー
インターネット上にあるコンピューター。届いた情報を保存し、「人がいるか」「使われているか」を判断します。学内に機器を置く必要はありません。
ダッシュボード
判断の結果を見るための画面。ブラウザで開きます。図面の上に部屋の状態が色で表示されます。

機器の説明は Milesight 社の公開情報にもとづきます。電池の持ちや送る間隔は設定と使われ方で変わります。写真はメーカー提供の製品画像です。